書誌種別 |
図書 |
タイトル |
金子彦二郎の作文教育 |
サブタイトル |
中等教育における発想力・着想力の指導 |
タイトルヨミ |
カネコ ヒコジロウ ノ サクブン キョウイク |
サブタイトルヨミ |
チュウトウ キョウイク ニ オケル ハッソウリョク チャクソウリョク ノ シドウ |
人名 |
田中 宏幸/著
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人名ヨミ |
タナカ ヒロユキ |
出版者・発行者 |
溪水社
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出版者・発行者等ヨミ |
ケイスイシャ |
出版地・発行地 |
広島 |
出版・発行年月 |
2008.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,279p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-86327-004-6 |
ISBN |
4-86327-004-6 |
注記 |
文献:p277〜279 |
分類記号 |
375.86
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件名 |
作文教育
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件名 |
金子 彦二郎
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件名 |
カネコ ヒコジロウ
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内容紹介 |
金子彦二郎が編集した作文教科書や数多くの文話、授業記録を取り上げ、金子が「暗示的指導」と称した作文教育の教授内容を考察。生徒の発想力・着眼力を育てる方法を明らかにする。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811057692 |
目次 |
序章 金子彦二郎の人となり |
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一、学界における金子彦二郎の評価/二、刻苦精励の人-金子彦二郎の経歴と業績 |
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第一章 『女子作文の考へ方作り方及び文例』と「我が作文教授」 |
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一、『女子作文の考へ方作り方及び文例』(一九一六年)の序文と反響/二、『女子作文の考へ方作り方及び文例』の内容/三、「我が作文教授」における指導内容と指導方法/四、金子彦二郎に学ぶインベンション指導の方法/資料 『女子作文の考へ方作り方及び文例』における文題と文例 |
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第二章 『現代女子作文』(初版)に見られる「暗示的指導」 |
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一、『現代女子作文』(初版、一九二五年)の特徴/二、単元構成と「文話」の内容/三、作文課題の特徴と内容/四、「暗示的指導」の特徴/資料 『現代女子作文』(初版)における各課の作文課題と文例の題<及び文種> |
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第三章 『現代女子作文』(修正再版)の内容と特徴 |
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一、『現代女子作文』(修正再版、一九三〇年)の特徴/二、創作の事例/三、「改作」の事例/四、創作指導のカリキュラム/五、説明を文で書く/六、二百字作文/資料 『現代女子作文』(修正再版)における各課の作文課題と文例の題 |
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第四章 『新文話と文の教育』に見る作文教育理論 |
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一、『新文話と文の教育』(一九二九年)刊行の目的と構成/二、「幼き者への新文話」の構成と内容/三、金子彦二郎の文章観/四、文章評価の規準/五、文章作成手順の解説と文体の工夫/六、金子彦二郎の作文指導理念 |
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第五章 文章批正指導の実際 |
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一、授業「作文科の成績処理」(一九二九年)の概要/二、授業の実際/三、金子彦二郎の自己批評/四、金子彦二郎の作文教授の特徴 |
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第六章 昭和前期高等女学校における生徒作文の実際 |
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一、生徒作文の傾向/二、生徒作文の実際/三、金子彦二郎の作文評価と暗示的指導 |
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第七章 『新進女子作文』における指導内容の変化 |
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一、主な改訂内容/二、金子彦二郎の文章構想論/三、金子彦二郎の意見文・議論文指導/四、時局の変化と指導内容への影響/資料1 『新進女子作文』における各課の作文課題と文例の題/資料2 「入学試験作文問題」及び「受験作文と本書との連繫」(巻四附録) |
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第八章 『明るい中学作文』における再生と新生 |
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一、『明るい中学作文』(一九四九年)の概要/二、『明るい中学作文』著作の趣意/三、第一学年の教材構成/四、第二学年の教材構成/五、第三学年の教材構成/六、「研究問題」の検討/七、作品批評の観点/八、『明るい中学作文』における再生と新生 |
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第九章 『女子現代文學新鈔』と『教授参考』の内容と特質 |
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一、読本と作文の関連指導/二、『女子現代文學新鈔』(一九二七年)の内容/三、『女子現代文學新鈔』の特質/四、特徴的な教材例/五、作文との関連/六、試験問題と生徒解答例/資料1 『女子現代文學新鈔』「緒言」/資料2 『女子現代文學新鈔教授参考』巻一「著者より教授者諸賢へ」/資料3 試験問題例と答案例の実際 |
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終章 金子彦二郎の作文教育の現代的意義 |
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一、作文教育におけるインベンション指導の必要性/二、金子彦二郎の「暗示的指導」の特質 |