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資料の状態
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No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0008386393 | 図書一般 | 810.12/クキ07/ | 書庫 | 貸出可 |
○ |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
近世仮名遣い論の研究 |
サブタイトル |
五十音図と古代日本語音声の発見 |
タイトルヨミ |
キンセイ カナズカイロン ノ ケンキュウ |
サブタイトルヨミ |
ゴジュウオンズ ト コダイ ニホンゴ オンセイ ノ ハッケン |
人名 |
釘貫 亨/著
|
人名ヨミ |
クギヌキ トオル |
出版者・発行者 |
名古屋大学出版会
|
出版者・発行者等ヨミ |
ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
名古屋 |
出版・発行年月 |
2007.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,280,8p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5700 |
ISBN |
978-4-8158-0570-8 |
ISBN |
4-8158-0570-8 |
分類記号 |
810.12
|
件名 |
国語学-歴史
/
日本語-音韻-歴史
/
かなづかい-歴史
|
内容紹介 |
近世期に新展開を遂げた仮名遣い研究の中から、日本語音声を対象とする学術が興隆、発展し、衰微した過程を解明。契沖・宣長や知られざる音韻家・国学者の拓いた学理の地形を辿る。「喉音仮名三異弁」「同弁正」の影印も収録。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811016927 |
目次 |
序章 |
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第1章 日本語学説史における「音韻」の問題 |
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一 何故「音韻」を問題にするか/二 古代の「音韻」/三 中世の「音韻」/四 『韻鏡』の輸入と韻鏡注釈の自立/五 世俗的学問としての「音韻之学」の成立/六 近世後期の音韻学の展開/七 本居宣長と日本音韻学の完成 |
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第2章 いろは歌から五十音図への交替 |
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一 「歴史的仮名遣い」への疑問/二 契沖『和字正濫鈔』「漢文序」の意図/三 巻一の理論構成/四 自筆稿本『和字正濫鈔』と『和字正濫通妨抄』に見る契沖の意図/五 『和歌童翫抄』の仮名遣い論/六 楫取魚彦『古言梯』の方法論/七 五十音図と古代音声の自覚へ |
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第3章 日本語音声の自覚へ |
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一 韻鏡注釈の自立と世俗化/二 仮名遣いの本質規定と日本語音声の自覚 |
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第4章 「喉音三行弁」と近世仮名遣い論の展開 |
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一 いろは歌から五十音図へ/二 三内説から五音へ/三 「喉音三行弁」の観念の成立と展開/四 本居宣長「おを所属弁」の歴史的必然性 |
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第5章 「おを」の行所属と本居宣長『字音仮字用格』 |
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一 喉音三行弁と『字音仮字用格』/二 宣長以前の「おを」の行所属の観念/三 「喉音三行弁」の論構成/四 古代母音「お(o)」の発見と行所属の是正 |
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第6章 「喉音三行弁」論争史 |
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一 学説史における「喉音三行弁」論争の意義/二 契沖の苦悩と栄光/三 文雄による喉音三行弁の規定/四 田中大観『喉音仮名三異弁』の批判/五 文雄『喉音三異弁弁正』の反批判/六 宣長『字音仮字用格』「喉音三行弁」の独創性/七 忘れられた学者礪波今道と『喉音用字考』/八 太田全斎『漢呉音図』の学説史的意義/九 東条義門『於乎軽重義』の「開合」論/十 奥村栄実『古言衣延弁』と喉音三行弁/十一 平田篤胤『古史本辞経』の「喉音三行弁論」/十二 その後の仮名遣い論 |
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第7章 礪波今道『喉音用字考』と『呵刈葭』論争 |
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一 礪波今道とは何者か/二 『韻鏡』図に基づいた「喉音三行弁」の規定/三 上代における舌内撥韻尾と唇内撥韻尾の区別の発見/四 『呵刈葭』論争における上田秋成をどう評価するか |
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第8章 五十音図の学理の完成 |
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一 『於乎軽重義』再評価の可能性/二 義門以前の喉音三行弁論の経緯/三 『於乎軽重義』上巻の内容/四 『於乎軽重義』下巻の内容 |
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第9章 五十音図上代実在説と神世文字 |
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一 喉音三行弁と日本音声学/二 神世文字説の提案/三 五十音図上代実在説の登場/四 『古史本辞経』の五十音図説/五 平田篤胤の考証方法について |
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終章 古代人のこゑ(声)を聞く |
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一 すべてが仮名遣いから始まった/二 音声言語研究と近世の仮名遣い論/三 音声学の誕生と民族主義/四 その後の喉音三行弁と五十音図 |
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資料編 『喉音仮名三異弁』『同弁正』東京大学文学部国語研究室蔵(影印) |
目次
内容細目
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