書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ミクロ経済学 |
タイトルヨミ |
ミクロ ケイザイガク |
人名 |
林 貴志/著
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人名ヨミ |
ハヤシ タカシ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2007.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,305p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-623-04882-3 |
ISBN |
4-623-04882-3 |
注記 |
文献:p301 |
分類記号 |
331
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件名 |
経済学
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内容紹介 |
初級書では断りなく置かれがちな定義・仮定を明確に解説。明解な数学モデルと言葉による解説で、個人の意思決定・市場理論から、初歩的なゲーム理論・社会的選択までカバーする。 |
著者紹介 |
1974年生まれ。ロチェスター大学経済学Ph.D.。テキサス大学オースティン校助教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810961434 |
目次 |
第1章 消費集合と予算制約 |
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1 消費集合/2 予算制約 |
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第2章 選好 |
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1 選好関係/2 選好の例/3 単調性/4 凸性/5 限界代替率/6 スムーズな選好/7 選好の効用表現/8 限界効用/9 限界代替率の限界効用による表現/10 序数的効用と基数的効用 |
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第3章 選択と需要 |
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1 選好の最大元/2 スムーズな消費選択/3 完全代替的選好:多重最大元の例,端点解の例/4 レオンチェフ型選好:内点解だが接線条件の当てはまらない例/5 需要関数/6 交換経済における消費選択と需要/7 選択の効用最大化による表現 |
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第4章 顕示選好 |
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1 選択は選好の最大化に基づいているか? |
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第5章 需要分析 |
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1 上級財と下級財/2 正常財とギッフェン財/3 粗代替性と粗補完性/4 所得効果と代替効果 |
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第6章 便益と余剰 |
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1 素朴限界効用論/2 ニュメレール財と準線形選好/3 限界代替率としての限界便益/4 需要関数と逆需要関数/5 消費者余剰/6 例:v(x1)=[ルートx1] |
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第7章 期間間選択 |
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1 期間間消費と期間間予算制約/2 インフレーションの取り扱い/3 流列の割引現在価値/4 期間間消費に対する選好/5 期間間消費選択 |
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第8章 不確実性下の選択 |
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1 危険と不確実性/2 危険に対する態度/3 期待効用表現:発見的構成法/4 期待効用表現:定式化/5 期待効用表現の公理的特徴づけ/6 VNM関数の「基数的」性質/7 応用:保険購入で資産選択/8 期待効用理論からの逸脱/9 付録:期待効用表現定理の証明 |
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第9章 完全競争的市場と競争均衡 |
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1 完全競争的市場/2 交換経済の競争均衡/3 競争均衡のパレート効率性 |
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第10章 生産技術 |
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1 1投入財・1生産財のケース/2 2投入財・1生産財のケース |
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第11章 利潤最大化と費用最小化 |
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1 生産財価格・投入財価格が所与のときの利潤最大化/2 投入財価格が所与のときの費用最小化/3 長期と短期 |
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第12章 費用曲線と供給 |
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1 平均費用と限界費用/2 完全競争下での利潤最大化 |
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第13章 生産経済の競争均衡 |
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1 私的所有経済/2 代表的個人モデル/3 生産経済における利子率の決定/4 競争均衡の効率性/5 社会主義計算論争 |
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第14章 部分均衡分析 |
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1 部分競争均衡/2 パレート効率性と最大余剰 |
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第15章 独占 |
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1 独占的数量設定/2 独占均衡のパレート非効率性/3 価格差別 |
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第16章 寡占 |
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1 同時的数量設定:クールノー的競争/2 逐次的数量設定:シュタッケルベルク的競争/3 同時的価格設定:ベルトラン的競争/4 完全競争への収束/5 結託 |
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第17章 ゲーム理論の初歩 |
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1 戦略的状況の記述(1):正規形ゲーム/2 支配戦略/3 ナッシュ均衡/4 混合戦略/5 戦略的状況の記述(2):展開形ゲーム/6 繰り返しゲームと協調の維持 |
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第18章 非対称情報 |
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1 逆選択/2 モラルハザード/3 シグナリング/4 オークション |
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第19章 費用逓減産業と規制 |
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1 限界費用逓減下での効率的資源配分/2 限界費用価格規制/3 限界費用価格規制の問題点 |
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第20章 外部性 |
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1 市場の失敗/2 外部性の解決 |
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第21章 公共財とただ乗り問題 |
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1 公共財/2 効率性基準:サミュエルソン条件/3 準線形環境/4 ただ乗り問題/5 戦略的虚偽表明防止メカニズム |
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第22章 分割不可能性と非均一性 |
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1 非分割財の配分/2 マッチング |
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第23章 効率と公平 |
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1 交換経済における公平性/2 生産経済における公平性 |
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第24章 社会的選択と投票 |
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1 選好の集計/2 アロウの定理/3 何をあきらめるか? |
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第25章 次のステップに向けて |
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1 ゲーム理論/2 情報の経済学・メカニズムデザインの理論/3 市場理論の拡張と不完備市場/4 強制力の問題/5 探索と摩擦/6 いわゆる限定合理性 |