書誌種別 |
図書 |
タイトル |
台湾ハイテク産業の生成と発展 |
シリーズ名 |
アジア経済研究所叢書 |
シリーズ番号 |
3 |
タイトルヨミ |
タイワン ハイテク サンギョウ ノ セイセイ ト ハッテン |
シリーズ名ヨミ |
アジア ケイザイ ケンキュウジョ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
3 |
人名 |
佐藤 幸人/著
|
人名ヨミ |
サトウ ユキヒト |
出版者・発行者 |
岩波書店
|
出版者・発行者等ヨミ |
イワナミ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2007.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,296p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥4400 |
ISBN |
978-4-00-009972-1 |
ISBN |
4-00-009972-1 |
注記 |
年表:巻頭p11〜12 文献:p275〜286 |
受賞情報 |
アジア・太平洋賞 |
受賞の回 |
第19回 |
新聞書評情報 |
毎日新聞 |
書評掲載日 |
2007/11/19 |
分類記号 |
549.09
|
件名 |
電子工業
/
半導体
/
パーソナルコンピュータ
|
内容紹介 |
台湾の経済発展を牽引してきたハイテク産業(半導体産業及びパソコン産業)は、どのように生成し、発展してきたのか。「技術者」という個人を分析の中心に据え、膨大な資料と調査をもとにその発展経路を克明に描く。 |
著者紹介 |
1963年生まれ。国立台湾大学経済学研究所修士課程修了。日本貿易振興機構アジア経済研究所新領域研究センター主任研究員。編著に「新興民主主義国の経済・社会政策」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810955768 |
目次 |
序章 分析アプローチと課題の設定 |
|
第1節 電子産業の発展とその不連続性/第2節 構造主義と合理主義への批判と代替的アプローチ/第3節 個人という行為主体と産業の生成と発展のメカニズム/第4節 台湾の経済発展とハイテク産業に関する先行研究の批判的検討/第5節 本書の課題と構成 |
|
第1章 技術者から企業家へ |
|
第1節 1960年代及び70年代の電機電子産業の発展と理工系高等教育の発達/第2節 草創期の電子メーカーとそれを創業した技術者たち/第3節 挫折から2つのメカニスムへ |
|
第2章 国家の挑戦 |
|
第1節 半導体産業の分析の構想と本章の課題/第2節 プロジェクトの企画と実施1/第3節 プロジェクトの企画と実施2/第4節 プロジェクトの企画と実施3/第5節 国家の意思と能力1/第6節 国家の意思と能力2/第7節 1970年代台湾の国家 |
|
第3章 技術者たちの挑戦 |
|
第1節 胡定華の役割とそのバックグラウンド/第2節 RCA社に赴き研修を受けた技術者たちのバックグラウンド/第3節 技術者たちの高い意欲の源泉/第4節 プロジェクトへの取り組み,プロジェクトからの学習/第5節 技術者主導の企業化計画の立案/第6節 パイロットプラント計画における国家と技術者のパートナーシップ |
|
第4章 企業化への挑戦 |
|
第1節 聯華電子の設立/第2節 聯華電子の経営の自立と革新/第3節 技術者から企業家への転身はなぜ可能だったのか?/第4節 国家と技術者のパートナーシップの解体の始まり |
|
第5章 分業体制の形成 |
|
第1節 ファウンドリーと分業体制/第2節 VLSI計画におけるASIC路線とその問題/第3節 ファウンドリー専業モデルの形成/第4節 VLSI計画の策定とTSMC設立のメカニズム/第5節 分業体制の進化/第6節 国家と技術者のパートナーシップの役割と限界 |
|
第6章 有効性を失った国家と技術者のパートナーシップ |
|
第1節 1990年代の3つの国家プロジェクト/第2節 世界先進の挫折/第3節 スピンオフをめぐる経済部及び工研院と民閥企業の摩擦/第4節 国家と技術者のパートナーシップの有効性の喪失 |
|
第7章 パソコン産業研究序説 |
|
第1節 パソコン産業の構造/第2節 パソコン企業の盛衰/第3節 漸進的な発展メカニズムと5つの企業類型 |
|
第8章 エイサーと施振栄 |
|
第1節 台湾ドリームへの途/第2節 微笑み曲線と自社ブランド路線/第3節 3度の再編/第4節 自社ブランド路線は,何故,行き詰まったのか?/第5節 再編後の自社ブランド路線 |
|
第9章 パソコン産業の漸進的かつ多様な発展 |
|
第1節 パソコン産業の黎明期に創業された企業/第2節 電卓からノートブック型パソコンへ/第3節 部品メーカーから台湾系EMSへ/第4節 産業の成長の中で生まれた創業と発展の機会/第5節 俸給経営者としての発展/第6節 台湾パソコン産業の生成と発展のメカニズム |
|
終章 産業の生成と発展 |
|
第1節 台湾ハイテク産業はどのように生成され,発展したのか/第2節 インプリケーション |