書誌種別 |
図書 |
タイトル |
環境資源経済学入門 |
タイトルヨミ |
カンキョウ シゲン ケイザイガク ニュウモン |
人名 |
小林 弘明/共著
廣政 幸生/共著
岩本 博幸/共著
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人名ヨミ |
コバヤシ ヒロアキ ヒロマサ ユキオ イワモト ヒロユキ |
出版者・発行者 |
泉文堂
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出版者・発行者等ヨミ |
センブンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2007.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,212p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-7930-0136-9 |
ISBN |
4-7930-0136-9 |
分類記号 |
519
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件名 |
環境経済学
/
資源
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内容紹介 |
環境経済論の全体像として、公害・環境汚染・廃棄物問題などの「環境問題」、食料・森林・エネルギーなどの「天然資源」問題を総合的に解説。基本的知識や事実関係、解決策を考察するための経済学的枠組みなどを提供する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810954293 |
目次 |
第1章 環境経済学の課題 |
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1 環境の世紀と環境経済学の位置づけ/2 将来見通しにおける楽観論と悲観論/3 本書の課題 |
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第2章 世界の国々 |
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1 豊かな国と貧しい国/2 人口の動向/3 食料,天然資源と人口扶養力 |
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第3章 天然資源の分類と公害・環境汚染の種類 |
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1 物質・エネルギーの循環と生態系/2 天然資源の分類とリサイクル/3 環境汚染の種類Ⅰ-公害-/4 環境汚染の種類Ⅱ-広域汚染ないし地球環境問題- |
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第4章 持続可能な発展と地球温暖化問題 |
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1 持続可能な発展:途上国の視点/2 循環型社会:先進国の視点/3 地球温暖化対応と持続可能な発展 |
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第5章 食料 |
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1 世界の食料事情/2 世界全体でみた今後の食料/3 天然資源としての水産物:コモンズの悲劇と効率的な資源利用/4 効率的な資源利用の観点からみた農業と水産業の比較 |
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第6章 グローバルコモンズとしての森林 |
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1 環境財としての森林/2 森林資源の賦存と面積動向/3 森林資源の動向を左右する経済的・制度的条件 |
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第7章 エネルギー資源 |
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1 エネルギー利用の動向/2 エネルギー資源の賦存/3 枯渇性資源利用の経済理論/4 化石エネルギーによる環境問題と将来方向 |
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第8章 日本の公害・環境汚染と対策の歴史 |
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1 戦前期の環境問題と対策/2 高度経済成長と四大公害訴訟/3 忍び寄る公害-環境汚染の主役交代-/4 環境基本法と地球環境問題への対応 |
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第9章 環境の価値を評価する |
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1 環境の価値と経済的評価/2 ヘドニック法/3 トラベルコスト法/4 CVM(Contingent Valuation Method:仮想評価法) |
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第10章 環境問題の経済理論Ⅰ-外部性,公共性,ピグー税- |
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1 企業行動と環境問題/2 環境問題と公共財/3 環境問題とフリーライダー/4 環境問題と外部性/5 ピグー税 |
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第11章 環境問題の経済理論Ⅱ-コースの定理- |
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1 パレート基準と補償原理/2 コースの定理/3 コースの定理の問題点 |
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第12章 環境政策と経済理論Ⅰ-経済学的評価- |
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1 環境政策の種類と費用効果性/2 汚染削減費用から見た直接規制と経済的手段の比較/3 環境税(ボーモル=オーツ税)/4 排出権(排出許可証,排出量)取引 |
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第13章 環境政策と経済理論Ⅱ-費用便益分析とリスク- |
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1 費用便益分析の基礎/2 環境への影響と費用便益分析/3 環境問題とリスク/4 リスクの経済理論/5 環境問題への応用(火力発電所の立地選択)/6 環境リスクマネジメント |
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第14章 環境問題と私たちの課題 |
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1 環境問題解決の難しさ/2 持続可能性再論/3 京都議定書と私たちの役割 |
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補章 ミクロ経済学の基礎 |
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1 市場における需要と供給の一致/2 市場経済の効率性/3 費用を最小化するための条件:限界費用の均等化/4 将来得られるものの価値:現在価値/5 効用関数と無差別曲線 |