書誌種別 |
図書 |
タイトル |
清代モンゴル盟旗制度の研究 |
タイトルヨミ |
シンダイ モンゴル メイキ セイド ノ ケンキュウ |
人名 |
岡 洋樹/著
|
人名ヨミ |
オカ ヒロキ |
出版者・発行者 |
東方書店
|
出版者・発行者等ヨミ |
トウホウ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2007.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
295p |
大きさ |
27cm |
価格 |
¥11000 |
ISBN |
978-4-497-20701-2 |
ISBN |
4-497-20701-2 |
注記 |
付:図(5枚) |
注記 |
文献:p283〜291 |
分類記号 |
222.6
|
件名 |
モンゴル-歴史
/
モンゴル-対外関係-中国-歴史
|
内容紹介 |
清代モンゴルの社会構造に関する従来の理解を、当時の盟旗レベルの档案史料を用いて再検討する。盟旗制度の成立過程に関わる問題、旗内部における王族分枝構造の存在様態、清代における王族分枝構造に関わる2つの問題を扱う。 |
著者紹介 |
早稲田大学大学院文学研究科史学(東洋史)専攻退学、博士(文学)。東北大学東北アジア研究センター教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810943938 |
目次 |
第一部第1章 清初のザサグについて |
|
問題の所在/第1節 清初史料に見える「執政貝勒」/第2節 清初のザサグ/第3節 清初のモンゴル諸部に対するニル編成/結語 |
|
第一部第2章 ハルハ・八ザサグの設置について |
|
問題の所在/第1節 順治12年の「八扎薩克」設置/第2節 八ザサグ体制/第3節 ハルハの清朝帰属とザサグの増設/第4節 康煕30〜31年のハルハに対する旗隊編成と八ザサグ/結語 |
|
第一部第3章 ハルハ副将軍について |
|
問題の所在/第1節 内外モンゴルにおける盟長及びハルハ副将軍の職責/第2節 副将軍の設置/第3節 副将軍の性格と役割/第4節 副将軍とハン/結語 |
|
第一部 小結 |
|
第二部第1章 清代ハルハ・モンゴル・ザサグ旗におけるオトグ・バグ |
|
問題の所在/第1節 S.バダムハタンのフィールド調査報告/第2節 セツェン・ハン部ビシュレルト・ザサグ旗の社会構造/第3節 プレヴジャヴ布告文からみたオトグ・バグ/結語 |
|
第二部第2章 清代モンゴル・ザサグ旗官制について |
|
問題の所在/第1節 ハルハ・セツェン・ハン部中末旗官制の事例/第2節 副官について/第3節 中末旗官制から得られた知見/結語 |
|
第二部第3章 アルバ分配档冊からみた清代ハルハ・モンゴルの社会構造 |
|
問題の所在/第1節 旗のアルバ分配档冊/第2節 中末旗におけるアルバ分配/第3節 分配の対象となったアルバ/結語 |
|
第二部第4章 清代ハルハ・モンゴルにおけるタイジと随丁 |
|
問題の所在/第1節 中末旗タイジの系譜/第2節 中末旗タイジ及び随丁数の変遷/第3節 随丁の継承/第4節 随丁に関するその他の問題/結語 |
|
第二部第5章 モンゴル人民政府の地方行政制度改革と旧ザサグ旗社会 |
|
問題の所在/第1節 「ザサグ王公・間散王公権限規定」と「地方行政組織規定」/第2節 「ザサグ王公・間散王公権限規定」について/第3節 「地方行政組織規定」について/第4節 地縁組織としてのソム・バグ・十戸/結語 |
|
第二部第6章 モンゴルにおける地方社会の伝統的構成単位オトグ・バグについて |
|
問題の所在/第1節 セツェン・ハン部中末旗のオトグ・バグ/第2節 ガルシャル・ソムでの調査/第3節 各オトグ・バグとその位置/結語 |
|
第二部 小結 |
|
第三部第1章 チンギス・ハーン祭祀と清代のモンゴル諸部 |
|
問題の所在/第1節 清代におけるダルハドの地位/第2節 道光年間の称号廃止問題/第3節 咸豊年間のダルハドをめぐる訴訟事件/第4節 ダルハドの地位をめぐる認識の相違/結語 |
|
第三部第2章 内ハルハ・バヨド・オトグの系譜について |
|
問題の所在/第1節 内ハルハ・バヨド・オトグの系譜/第2節 満文档案中のバヨド王族/第3節 清代のバヨド王族と満洲宗室/結語 |
|
第三部 小結 |