書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ビュルドーの政治学原論 |
サブタイトル |
フランス正統派政治学理論の研究 |
タイトルヨミ |
ビュルドー ノ セイジガク ゲンロン |
サブタイトルヨミ |
フランス セイトウハ セイジガク リロン ノ ケンキュウ |
人名 |
櫻井 陽二/著
|
人名ヨミ |
サクライ ヨウジ |
出版者・発行者 |
芦書房
|
出版者・発行者等ヨミ |
アシ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2007.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
358p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-7556-1201-5 |
ISBN |
4-7556-1201-5 |
注記 |
ビュルドー著作目録:p338〜341 文献:p342〜346 |
分類記号 |
311.235
|
件名 |
Burdeau Georges
|
件名 |
ビュルドー ジョルジュ
|
内容紹介 |
人間と社会、政治と「共通善」、政治の世界の特質、政治権力と国家、社会進化と政治化、「法の理念」と政治体制、政治学とはどのような学問かなど、政治学の基本テーマを理論的に体系化したビュルドーの政治学理論を紹介する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810940241 |
目次 |
第一章 ビュルドー政治学の方法 |
|
1 「自立的な一つの総合科学としての政治学」をめざして/2 法学と社会学/3 社会学と政治学/4 政治と法/5 法学と政治学/6 政治学と歴史(学)/7 「国家概念の具現過程としての歴史」から国家論へ/8 ビュルドー政治学とアメリカ政治学 |
|
第二章 ビュルドー政治学の基礎としての社会理論 |
|
1 「社会」存在の条件としての「社会意識」/2 「社会意識」を促進する物的要因/3 社会結合の心理的要因-社会的目的の理念/4 ビュルドーの「社会意識」論/5 社会的目的への加担としての集合意識-ビュルドーの社会観/6 契約理論の否定 |
|
第三章 ビュルドー政治学理論における「共通善」の概念-「政治社会の目的」の内容 |
|
1 「共通善」概念の明確化への視座/2 「共通善」の本質-「個別善(les biens individuels)」との比較を通じて/3 「共通善」の構成要素/4 「共通善」の解釈の問題 |
|
第四章 「共通善」概念の系譜-トミスムからビュルドーへ |
|
1 初期キリスト教における「共通善」概念/2 トミスムにおける「共通善」概念/3 政治的・法的概念としての「共通善」/4 理性的・反ドグマ的概念としての「共通善」/5 ビュルドーにおける「共通善」概念の特色 |
|
第五章 ビュルドーにおける政治の概念 |
|
1 社会進化と政治機能/2 政治機能の特質/3 社会的事実と政治の関係/4 政治概念明確化の方法/5 政治の定義 |
|
第六章 「政治の世界」の解剖学(Ⅰ)-非合理的世界の論理 |
|
1 精神的世界としての政治の世界/2 政治の世界の非合理性/3 政治機能と「神秘化」/4 真理なき世界としての政治の世界/5 魔術の世界と政治の世界 |
|
第七章 「政治の世界」の解剖学(Ⅱ)-政治を動かす原動力 |
|
1 名誉の源泉としての政治/2 政治的野心について/3 政治的野心のコロラリー/4 名誉について/5 政治の科学的認識を阻むもの |
|
第八章 ビュルドー政治学理論における社会進化と政治化 |
|
1 自然発生的絆から反省的秩序へ/2 「意識された集合的なるもの」としての政治/3 個人意識と社会意識/4 政治の優位/5 社会の政治化と政治学 |
|
第九章 ビュルドーの権力論 |
|
1 政治と権力の概念/2 法現象としての権力/3 政治権力の社会的基礎/4 権力の出現と役割 |
|
第一〇章 ビュルドー政治学理論における「法の理念」と国家 |
|
1 「法の理念」概念へのアプローチ/2 「法の理念」の定義/3 「法の理念」の社会的基盤/4 「法の理念」の公法理論史上の意義/5 「法の理念」と国家/6 「法の理念」と憲法 |
|
第一一章 ビュルドーの政治体制論 |
|
1 伝統的理論から独自の理論へ/2 「政府形態」の分類学/3 「政治体制」の分類学/4 デモクラシー概念の刷新-統治されるデモクラシーから統治するデモクラシーへ/5 「同意されたデモクラシー」-現代社会の政治体制 |
|
結論 ビュルドー政治学理論の特質 |
|
1 理論内容の総括/2 理論史上の意義/3 ビュルドー政治学の問題点-政治体制論の科学性/4 ビュルドーの理論の弱点/5 現代政治学のカテドラル |