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書誌情報サマリ

タイトル

啓示と三位一体

人名 近藤 勝彦/著
人名ヨミ コンドウ カツヒコ
出版者・発行者 教文館(発売)
出版年月 2007.1


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 啓示と三位一体
サブタイトル 組織神学の根本問題
タイトルヨミ ケイジ ト サンミ イッタイ
サブタイトルヨミ ソシキ シンガク ノ コンポン モンダイ
人名 近藤 勝彦/著
人名ヨミ コンドウ カツヒコ
出版者・発行者 教文館(発売)
出版者・発行者等ヨミ キョウブンカン
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2007.1
ページ数または枚数・巻数 304,3p
大きさ 22cm
価格 ¥5500
ISBN 978-4-7642-7265-1
ISBN 4-7642-7265-1
注記 汚れあり(小口)
分類記号 191
件名 神学
内容紹介 イエス・キリストにおける「歴史的啓示」から三位一体の神への理解に至る道筋を明らかにしながら、さらに神の永遠の意志決定に基づく救済史の理解に至る。危機的状況にある教会に神学を取り戻すことを目指した論考。
言語区分 jpn
タイトルコード 1009810934082
目次 第一章 歴史的啓示の考察
1 戦いは、戦い抜かれなければならない/2 パウル・ティリッヒにおける「啓示者の透明性」と歴史の喪失/3 神は主としてご自身を啓示する/4 神の存在はその支配である/5 結び
第二章 啓示認識における歴史と信仰
1 カール・バルトにおける啓示の主観性の神的規定/2 ヴォルフハルト・パネンベルクにおける歴史神学的啓示認識の問題/3 結び
第三章 旧約聖書と啓示概念
1 事の経過/2 ロルフ・レントルフのパネンベルク批判/3 レントルフに対するパネンベルクの反論/4 レントルフにおけるパネンベルク批判の周辺/5 レントルフのパネンベルク批判の曖昧さ/6 「思惟の誤り」は「パネンベルクの原理」にある/7 結び
第四章 旧約聖書の意義
1 二つの正典について/2 「二つの正典」と渡辺善太「聖書正典論」について/3 旧約聖書そのものの外在的なザッヘ/4 旧約聖書の啓示と新約聖書の啓示/5 カール・バルトの場合/6 パネンベルクの「歴史としての啓示」の問題点/7 結び
第五章 内在的三位一体と経綸的三位一体
1 内在的三位一体の根拠/2 神の永遠の意志決定による内在的三位一体から経綸的三位一体への歩みだし/3 カール・バルトにおける内在的三位一体と経綸的三位一体/4 ユルゲン・モルトマンにおける内在的三位一体と経綸的三位一体の「相互作用」/5 パネンベルクにおける神と歴史の主客転倒の危険牲/6 結び
第六章 三位一体の神と人格
1 近代の人格概念とその宗教文化史的背景/2 三位一体論による人格概念の修正/3 二者択一の誤り/4 「神の人格性」の場としての三位一体の神の決意/5 三位一体の神の人格性
第七章 神の永遠の意志決定について
1 聖定論の再考/2 カール・バルトにおける「神の恵みの選び」の教説とその神学的意味/3 バルトの「神の選びの教説」の教理史的な位置/4 この問題をめぐる近年の批判/5 三位一体論的な神の救済史的意志決定
第八章 創造の起源について
1 「無からの創造」(creatio ex nihilo)/2 「永遠の創造」か「外に向かっての神の自由な内なる決意」か/3 ケノーシス的創造論/4 「神の自己制限」(Gottes Selbstverschränkung)/5 御子の御父との「自己区別」(Selbstunterscheidung)/6 創造の起源としての「恵みの選び」/7 三位一体論的聖定論としてのメシア派遣の決意/8 結び
第九章 「神の似姿」としての人間とその意義
1 イエス・キリストの出来事と「神の像」/2 「神の似姿」としての人間/3 「神の似姿」としての人間論の倫理的意義
第十章 説教の組織神学的考察
1 従来の教義学・組織神学における説教論の不十分さ/2 「説教運動」としてのキリスト教の視点/3 神学の場としての「二十世紀後半以降の世界伝道」/4 「イエス・キリストの歴史」における説教/5 説教と三位一体の神の経綸/6 カール・バルトの説教論/7 ヴォルフハルト・パネンベルクの説教理解の問題/8 結び
第十一章 祈りの組織神学的考察
1 祈りとは何か、なぜ困難なのか/2 祈りを可能にする神の恵み/3 祈りを求める神/4 主イエスの祈り/5 三位一体論的な祈り/6 意思的、格闘的祈り/7 子とされた者の信頼の祈り/8 神と共に戦う意志的、献身的祈り/9 祈りの影響力/10 結び



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