書誌種別 |
図書 |
タイトル |
排他的経済水域 |
並列タイトル |
The Exclusive Economic Zone |
タイトルヨミ |
ハイタテキ ケイザイ スイイキ |
人名 |
水上 千之/著
|
人名ヨミ |
ミズカミ チユキ |
出版者・発行者 |
有信堂高文社
|
出版者・発行者等ヨミ |
ユウシンドウ コウブンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2006.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,292p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6000 |
ISBN |
4-8420-4048-3 |
分類記号 |
329.269
|
件名 |
海洋法
/
経済水域
|
内容紹介 |
排他的経済水域制度はどのような背景で提唱されたのか? 海洋法の中でどのように位置づけられるか? 「人類の平和共存」「地球の持続可能性」を左右する排他的経済水域の軌跡を辿り、現在の重要課題に迫る。 |
著者紹介 |
1942年富山市生まれ。東北大学大学院法学研究科博士課程中退。博士(法学・東北大学)。明治学院大学法学部教授。広島大学名誉教授。著書に「現代の海洋法」「船舶の国籍と便宜置籍」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810922727 |
目次 |
第1章 歴史的パースペクティブからみた排他的経済水域 |
|
1 グロティウスとセルデンおよび17〜18世紀の国家実行/2 ベーリング海オットセイ漁業事件/3 日本漁船のアラスカ海域への進出とアメリカの対応/4 排他的漁業権概念の歴史と排他的経済水域概念の出現 |
|
第2章 排他的経済水域概念の形成過程 |
|
1 トルーマン宣言とそれに引き続く中南米諸国の動き/2 第1次および第2次国連海洋法会議/3 第2次国連海洋法会議以後の中南米およびアフリカにおける動き/4 国連海底平和利用委員会の審議/5 第3次国連海洋法会議の審議 |
|
第3章 排他的経済水域の範囲と法的地位 |
|
1 排他的経済水域の範囲/2 排他的経済水域の法的地位 |
|
第4章 排他的経済水域と大陸棚の関係 |
|
1 第3次国連海洋法会議の審議/2 国連海洋法条約の規定/3 国家実行/4 学説等 |
|
第5章 排他的経済水域における航行、上空飛行、海底電線・海底パイプライン敷設の自由および軍事活動 |
|
1 排他的経済水域における航行等の自由/2 排他的経済水域における軍事活動 |
|
第6章 排他的経済水域における生物資源の保存、管理および利用 |
|
1 生物資源の保存管理/2 生物資源の利用/3 特定の漁業資源の保存、管理および利用/4 沿岸国の法令の執行 |
|
第7章 排他的経済水域における人工島、施設、構築物の設置・利用 |
|
1 国連海洋法条約の規定/2 国家実行 |
|
第8章 排他的経済水域における海洋環境の保護・保全 |
|
1 旗国主義による規制の限界と沿岸国管轄権の拡大傾向/2 国連海洋法条約の規定/3 各国の実行 |
|
第9章 排他的経済水域における海洋の科学的調査 |
|
1 海洋の科学的調査をめぐる先進国の立場と開発途上国の立場/2 国連海洋法条約の関連規定/3 各国の実行 |
|
第10章 排他的経済水域と国際慣習法 |
|
1 国連海洋法条約における排他的経済水域概念と諸国による排他的経済水域の実施/2 排他的経済水域の国際慣習法化に関する諸見解/3 国際慣習法規則の形成との関連での排他的経済水域/4 パッケージ・ディールと国際慣習法 |
|
第11章 総括 |
|
1 排他的経済水域概念の形成と同水域の性格/2 排他的経済水域に対する諸国の態度と未解決の問題/3 領域化の拠点の問題 |
|
補章1 排他的経済水域の境界画定 |
|
1 総説/2 国際裁判/3 海域境界画定の法理の検討 |
|
補章2 排他的経済水域に関する紛争解決手続 |
|
1 国連海洋法条約の紛争解決手続の基本構造/2 強制的裁判手続からの制限および除外 |