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書誌情報サマリ

タイトル

古典和歌における鐘の研究

人名 劉 小俊/著
人名ヨミ リュウ ショウシュン
出版者・発行者 風間書房
出版年月 2006.12


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 古典和歌における鐘の研究
サブタイトル 日中比較文化的考察
タイトルヨミ コテン ワカ ニ オケル カネ ノ ケンキュウ
サブタイトルヨミ ニッチュウ ヒカク ブンカテキ コウサツ
人名 劉 小俊/著
人名ヨミ リュウ ショウシュン
出版者・発行者 風間書房
出版者・発行者等ヨミ カザマ ショボウ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2006.12
ページ数または枚数・巻数 3,5,320p
大きさ 22cm
価格 ¥11000
ISBN 4-7599-1589-3
分類記号 911.102
件名 和歌-歴史
内容紹介 鎌倉時代までに成立した歌集を対象に、「鐘」を詠み込んだ延べ956首の歌の用例を検討し、古典和歌における鐘の存在を明らかにする。また、和歌の系統的研究を行ない、日中古典詩歌における鐘の比較文化的考察を試みる。
著者紹介 1986年来日。甲南女子大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。同志社女子大学現代社会学部助教授(コントラクトティーチャー)。
言語区分 jpn
タイトルコード 1009810919221
目次 序章
一、はじめに/二、日本の鐘のルーツ/三、仏教における鐘の意味/四、古典和歌に詠まれた「かね」
第一章 歌言葉としての鐘の形成
一、はじめに/二、和歌における鐘の登場/三、歌言葉としての形成/四、歌言葉としての鐘の連想パターン/五、歌言葉としての鐘が形成された意味/六、おわりに
第二章 古典和歌における鐘の意象
一、意象について/二、夕暮の鐘/三、入相の鐘/四、暁の鐘/五、夜の鐘/六、おわりに
第三章 聴覚素材としての鐘の特徴
一、はじめに/二、鐘と聴覚素材の組み合わせ/三、「鐘-鹿」の組み合わせ-添えあう二つの音響/四、「鐘-鳥」の組み合わせ-相次ぐ二つの音響/五、「鐘-嵐」の組み合わせ-絶え絶えとする音響/六、おわりに
第四章 景色になる鐘の音
一、はじめに/二、「鐘-月」の組み合わせ-静の表現構造/三、「鐘-霜」の組み合わせ-冷寂の表現構造/四、「鐘-花」の組み合わせ-のどかな春の夕の表現構造/五、おわりに
第五章 古典和歌における鐘の宗教性
一、はじめに/二、迷夢を覚ます鐘/三、鐘と釈教歌/四、「鉦」を詠み込んだ歌/五、おわりに
第六章 歌合から見た和歌における鐘の存在
一、はじめに/二、判詞が指摘する不適当な「鐘」の用例/三、判詞が評価した「鐘」の用例/四、恋歌における鐘の存在/五、おわりに
第七章 中国古典詩歌における鐘
一、はじめに/二、唐代以前の詩歌における鐘/三、唐詩における鐘/四、唐詩における鐘の意象/五、おわりに
第八章 日中古典詩歌における鐘の比較文化的考察
一、はじめに/二、日中古典詩歌における鐘の相似点/三、悲哀と清浄/四、和歌における「遺愛寺鐘欹枕聴」の受容について/五、おわりに



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