書誌種別 |
図書 |
タイトル |
林業立地変動論序説 |
サブタイトル |
農林業の経済地理学 |
タイトルヨミ |
リンギョウ リッチ ヘンドウロン ジョセツ |
サブタイトルヨミ |
ノウリンギョウ ノ ケイザイ チリガク |
人名 |
柳幸 広登/著
柳幸広登遺稿集編集委員会/編集
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人名ヨミ |
リュウコウ ヒロト リュウコウ ヒロト イコウシュウ ヘンシュウ イインカイ |
出版者・発行者 |
日本林業調査会
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン リンギョウ チョウサカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2006.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
321p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
4-88965-164-0 |
注記 |
布装 |
注記 |
柳幸広登の足跡・業績一覧:p303〜321 |
分類記号 |
650.4
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件名 |
林業
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内容紹介 |
2005年に逝去した気鋭の科学者が残した研究成果を一冊にまとめる。林業地代理論を基礎とした木材価格論、北海道の林地転用問題やヨーロッパ他の造林問題、日本の不在村森林所有問題、「林業林地変動論」草稿を収録。 |
著者紹介 |
1948〜2005年。北海道大学大学院博士課程農学研究科林学専攻単位取得退学。九州大学大学院農学研究員森林資源科学部門教授等を務めた。著書に「木材価格形成論」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810918483 |
目次 |
序章 |
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第1節 本書の視点と構成/第2節 海外林業研究の展開-林業立地論への布石として-/第3節 「林業立地変動論序説」の解説-九州大学での1年8ケ月を振り返りつつ- |
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第1章 林業地代論と木材価格論 |
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第1節 問題の所在/第2節 木材価格と林業地代の原理的考察/第3節 木材価格形成の特殊性 |
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第2章 北海道における林地転用と農地造成 |
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第1節 道東民有林における農地造成の現況とその特質/第2節 網走地域における林地転用の実態とその構造/第3節 昭和50年代におけるカラマツ材生産の展開とその帰結-林地転用とカラマツ材生産-/第4節 1960年代以降における林地移動の時系列的分析/第5節 林間放牧の地代負担力-穂別町の事例を中心にして- |
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第3章 ニュージーランドにおける育成的林業の拡大と人工林保有構造の変化 |
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はじめに/第1節 林業・林産業の特徴/第2節 1990年代以降における人工林の拡大とその要因/第3節 第3次造林ブームの担い手と人工林保有構造の変化/第4節 既存人工林の売買の激化/おわりに |
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第4章 チリにおける林業・林産業の拡大と林業政策の展開 |
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はじめに:ニュージーランドのライバルとしてのチリ/第1節 チリの林業・林産業の概観/第2節 チリにおける人工造林の展開/第3節 民営造林の拡大に果たした「林業振興法(政令701号)」の役割/第4節 チリの林業・林産業における2大グループの地位/おわりに |
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第5章 オーストラリアにおける産業植林の動向 |
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第1節 人工林資源の現況/第2節 人工林面積と新規植林面積の推移/第3節 植林ブームの担い手と背景 |
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第6章 ヨーロッパにおける農地造林と林業助成策の展開 |
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はじめに/第1節 ECの林業政策展開の時期区分/第2節 1974年の「林業施策に関する命令」草案から規則797/85号の成立まで/第3節 第3段階(85年以降):林業政策の拡大/おわりに |
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第7章 不在村所有の動向と今後の森林管理問題 |
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第1節 森林管理問題の一焦点としての不在村者所有林/第2節 不在村者所有林分布と時系列変化の地域的特徴/第3節 不在村所有者の諸タイプとその動向/第4節 不在村者所有林管理問題の焦点-新段階の過疎化と相続問題 |
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第8章 林業立地変動論草稿 |
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第1節 林業立地変動論-チリの事例を中心にして-/第2節 林業地代論の再評価-林業立地変動論の立場から- |