書誌種別 |
図書 |
タイトル |
毘沙門天像の起源 |
タイトルヨミ |
ビシャモンテンゾウ ノ キゲン |
人名 |
田辺 勝美/著
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人名ヨミ |
タナベ カツミ |
出版者・発行者 |
山喜房佛書林
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出版者・発行者等ヨミ |
サンキボウ ブッショリン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2006.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
20,383p |
大きさ |
27cm |
価格 |
¥20000 |
ISBN |
4-7963-0167-4 |
注記 |
文献:p317〜364 |
分類記号 |
702.098
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件名 |
仏教美術-歴史
/
仏像
/
図像学
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内容紹介 |
ガンダーラの仏教彫刻におけるギリシア美術あるいはローマ帝国のグレコ・ローマ美術の影響を、従来のように「様式面で指摘する」のではなく、「毘沙門天像」に関係する図像学的な側面に限って、より具体的、精緻に論証する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810894405 |
目次 |
序 研究の目的と問題の所在 |
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1 研究の発端/2 本研究の直接的目的と問題の所在 |
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第1章 研究の視点と資料 |
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1 文化交流史的立場/2 仏教の伝播と四天王観/3 ヘレニズム文化の伝播/4 クシャン族とヘレニズム文化/5 クシャン族と仏教/6 クシャン族の触媒的役割/7 仏教経典/8 ゾロアスター教経典 |
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第2章 既往の研究とその批判 |
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1 日本人研究者の研究/2 外国人研究者の研究/3 兜跋毘沙門天の問題-「兜跋」の原義について |
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第3章 四天王捧鉢図浮彫 |
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はじめに/1 四天王捧鉢図浮彫中の毘沙門天像/2 イラン系王侯像/3 経典の記述/おわりに |
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第4章 出家踰城図浮彫のイラン系武人像の問題 |
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はじめに/1 ガンダーラの出家踰城図浮彫/2 魔王マーラ説に対する疑問/おわりに |
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第5章 魔王マーラ説の否定 |
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はじめに/1 A・フーシェ説の検討/おわりに |
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第6章 帝釈天説の否定 |
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はじめに/1 W・ロボ説の評価と批判/おわりに |
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第7章 出家踰城図浮彫の毘沙門天像、クヴェーラ像と帝釈天像 |
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はじめに/1 太子と馬の先導者/2 二つの出家踰城図浮彫/3 松浦正昭説の批判/4 弓矢と鎧の問題/おわりに |
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第8章 クシャン朝コインのファッロー神像 |
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はじめに/1 ファッロー神の図像の特色/2 鳥翼冠/3 碗と平皿/4 小札鎧/5 錫杖/おわりに |
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第9章 ヘルメース・メルクリウス神像の受容 |
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はじめに/1 ヘルメース神とメルクリウス神/2 ヘルメース神、メルクリウス神、ファッロー神、テイロー神/3 ヘルメース・メルクリウス神像の東方伝播/4 ヘルメース・メルクリウス神と出家踰城図浮彫/おわりに |
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第10章 多聞天という名称に関する一考察 |
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はじめに/1 Vaiśravaṇa=多聞天説の再考/2 語源学的考察/3 ミッシング・リンク/おわりに |
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第11章 ホータンの毘沙門天像 |
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はじめに/1 経典の記述/2 ダンダン・オイリックとラワクの仏教寺院遺跡出土資料/3 重装騎兵/おわりに |
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第12章 執金剛神(像)の起源 |
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はじめに/1 出家踰城図浮彫と帝釈天/2 霊魂の導師・旅人の案内者・護衛者としてのヘーラクレース/おわりに |
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第13章 出家前夜図浮彫と夜の造形 |
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はじめに/1 出家決意と月神像/2 ガンダーラ美術における三日月型頭光/3 月神マオと牡牛の関係/おわりに |
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第14章 出家踰城図浮彫中の「ヴェール」を掲げる女神像 |
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はじめに/1 作品の解説と口笛を吹く男子/2 ヴェールを掲げる女性胸像の比定/3 ギリシア、ローマ美術の夜の女神像/おわりに |
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第15章 出家踰城図浮彫と正面観の太子騎馬像 |
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はじめに/1 正面観と光明/2 太子騎馬像の象徴性/おわりに |
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第16章 従園還城図浮彫と毘首羯磨天像 |
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はじめに/1 経典に記された従園還城の挿話/2 ガンダーラの従園還城図浮彫/3 鍛冶ばさみを持つ人物の比定/4 火神アトショー・アグニの問題/5 四天王と釈迦如来の関係/6 ヘーパイストス・アトショー・ヴィシュヴァカルマン/7 その他の経典に記されたヴィシュヴァカルマン/おわりに |
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結語 |