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書誌情報サマリ

タイトル

第二言語習得における束縛原理

人名 白畑 知彦/著
人名ヨミ シラハタ トモヒコ
出版者・発行者 くろしお出版
出版年月 2006.7


書誌詳細

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書誌種別 図書
タイトル 第二言語習得における束縛原理
サブタイトル その利用可能性
タイトルヨミ ダイニ ゲンゴ シュウトク ニ オケル ソクバク ゲンリ
サブタイトルヨミ ソノ リヨウ カノウセイ
人名 白畑 知彦/著
人名ヨミ シラハタ トモヒコ
出版者・発行者 くろしお出版
出版者・発行者等ヨミ クロシオ シュッパン
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2006.7
ページ数または枚数・巻数 16,307p
大きさ 21cm
価格 ¥3800
ISBN 4-87424-349-5
注記 文献:p273〜299
分類記号 807
件名 外国語教育言語発達生成文法
内容紹介 英語を母語として日本語を習得する学習者を被験者に、「自分」の持つ主語指向性、局所束縛性、長距離束縛性の習得を調査。日本語の代表的な束縛表現である「自分」の習得を手がかりに、第二言語習得のメカニズムを考察する。
著者紹介 静岡県生まれ。静岡大学教育学部教授。博士(文学)。専門は応用言語学(主として第二言語習得理論)の領域。著書に「第二言語習得研究」など。
言語区分 jpn
タイトルコード 1009810881845
目次 第1章 序論
1.1 本書の目的/1.2 言語習得研究の意義/1.3 束縛表現概要/1.4 実験の概要/1.5 本書の構成
第2章 第二言語習得研究の変遷
2.1 はじめに/2.2 習慣形成理論/2.3 習慣形成理論への反論/2.4 生得的言語習得観の台頭/2.5 誤りの分析と中間言語仮説/2.6 誤り分析の貢献と限界/2.7 自然習得順序研究/2.8 生成文法理論的言語習得観/2.9 母語からの転移/2.10 その他の第二言語習得モデル/2.11 脳科学と(第二)言語習得研究/2.12 第2章のまとめ
第3章 普遍文法理論に基づく第二言語習得研究
3.1 母語習得における論理的問題/3.2 言語インプット/3.3 言語インプットとUGの関連/3.4 原理とパラメータのアプローチに基づく言語習得観/3.5 第二言語習得における論理的問題/3.6 第二言語習得での言語インプットの特性/3.7 第二言語習得におけるUGの利用可能性と母語からの転移/3.8 第二言語習得の初期状態仮説/3.9 UG利用の検証/3.10 Ritchie(1978)/3.11 UGと一般問題解決能力との関係/3.12 第3章のまとめ
第4章 束縛原理とその習得研究
4.1 束縛表現概観/4.2 束縛理論/4.3 日本語と英語の束縛表現/4.4 束縛表現の特性のまとめ/4.5 「自分」とhimselfにおける相違/4.6 部分集合の原理と言語習得/4.7 主語指向性と束縛性との関連/4.8 日本語の束縛表現の理論的考察/4.9 束縛表現の習得/4.10 第4章のまとめ
第5章 臨界期仮説と第二言語習得
5.1 はじめに/5.2 母語習得における臨界期仮説/5.3 第二言語習得における臨界期仮説/5.4 臨界期仮説への疑問点/5.5 第5章のまとめ
第6章 実験
6.1 はじめに/6.2 予備検査/6.3 実験問題作成にあたっての留意点/6.4 本実験で使用する主語指向性と束縛性の刺激文/6.5 刺激文の提示の仕方と習得/未習得の判断基準/6.6 実験1:母語話者による「自分」の習得/6.7 実験2:英語母語話者の子どもを被験者とした縦断的研究/6.8 実験3:成人学習者の「自分」の習得と年齢要因の調査
第7章 研究結果の考察
7.1 はじめに/7.2 母語話者の結果のまとめ/7.3 児童を被験者とした第二言語としての日本語習得過程のまとめ/7.4 成人第二言語学習者における「自分」の習得のまとめ/7.5 初期状態モデルの検証/7.6 7章のまとめ
第8章 結論
8.1 はじめに/8.2 第二言語習得におけるUGの利用可能性/8.3 習得の順序性/8.4 第二言語習得の到達度/8.5 母語からの転移/8.6 臨界期仮説/8.7 学習期間/8.8 第二言語としての「自分」の習得過程/8.9 今後の課題
補遺
謝辞
引用文献
索引



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内容細目

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