書誌種別 |
図書 |
タイトル |
コンドラチェフ経済動学の世界 |
サブタイトル |
長期景気波動論と確率統計哲学 |
タイトルヨミ |
コンドラチェフ ケイザイ ドウガク ノ セカイ |
サブタイトルヨミ |
チョウキ ケイキ ハドウロン ト カクリツ トウケイ テツガク |
人名 |
岡田 光正/著
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人名ヨミ |
オカダ ミツマサ |
出版者・発行者 |
世界書院
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出版者・発行者等ヨミ |
セカイ ショイン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2006.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
366p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4600 |
ISBN |
4-7927-2087-7 |
注記 |
文献:p335〜348 |
分類記号 |
337.9
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件名 |
景気
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件名 |
Kondratiev Nikolai Dmitrievich
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件名 |
コンドラチェフ ニコライ・ドミトリエヴィチ
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内容紹介 |
近年刊行されたコンドラチェフの主要文献に内在し、資本主義の長期動態認識における「長期波動論」とその方法論的基礎である「確率-統計」哲学の意義を考察することによって、コンドラチェフ経済動学の全体像を明らかにする。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810855665 |
目次 |
序 コンドラチェフの学術遺産と再評価 |
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第1節 コンドラチェフの復権と本書の構成/第2節 旧ソ連時代のコンドラチェフの処遇/第3節 コンドラチェフ再評価の動向/第4節 コンドラチェフの経歴と業績 |
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第2章 コンドラチェフ以前の長期波動論の学統 |
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第1節 パルヴスと「世紀末不況」/第2節 ファン・ヘルデレンの「大潮」論/第3節 デ・ヴォルフの「繁栄期と不況期」/第4節 オランダ学派と長期波動論の学統 |
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第3章 コンドラチェフと長期景気波動論の展開 |
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第1節 コンドラチェフと長期波動論の学統/第2節 戦後恐慌の分析と長期循環の仮説/第3節 景気変動の概念と研究方法/第4節 長期循環の統計的分析/第5節 長期循環の発現形態/第6節 長期循環と技術進歩/第7節 長期循環と戦争/第8節 長期循環と金生産/第9節 長期循環の説明/第10節 長期循環分析の応用 |
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第4章 ブリュッセル長波国際シンポジウム(1989年) |
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第1節 長波と成長率/第2節 長波と利潤率の変動/第3節 長波と大国の興亡 |
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第5章 1920年代ロシアにおける長期波動倫争 |
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第1節 オパーリンの批判/第2節 トロツキーの批判 |
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第6章 オイゲン・スルツキーと景気研究所 |
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第1節 スルツキーの略歴/第2節 スルツキーの循環モデル/第3節 「スルツキー効果」とコンドラチェフ/第4節 スルツキーと景気研究所の運命 |
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第7章 ウェズレー・ミッチェルとコンドラチェフ |
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第1節 ミッチェルとの出会い/第2節 ミッチェルと循環の規則性/第3節 クズネッツとコンドラ・チェフ循環/第4節 景気研究所とNBER |
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第8章 ヨーゼフ・シュンペーターとコンドラチェフ循環 |
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第1節 動態理論と新結合の遂行/第2節 コンドラチェフの批判/第3節 景気循環のモデル/第4節 コンドラチェフ循環と三循環図式/第5節 コンドラチェフ循環と革新/第6節 シュンペーターの再評価 |
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第9章 ラグナー・フリッシュとコンドラチェフ循環 |
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第1節 時系列の統計的解析/第2節 景気循環における衝撃と伝播の問題/第3節 フリッシュとコンドラチェフ |
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第10章 柴田敬と長期景気波動論 |
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第11章 コンドラチェフ経済動学の体系と経済学方法論 |
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第1節 晩年の理論構想/第2節 資本主義経済の動態モデル/第3節 社会経済学の「確率論的・統計学的」アプローチ/第4節 コンドラチェフと経済学方法論 |
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第12章 コンドラチェフの学術遺産と現代 |
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第1節 グローバル経済と長期波動/第2節 コンドラチェフとソヴィエトの工業化/第3節 コンドラ・チェフと計画化および予測の問題/第4節 景気研究所と景気変動の研究 |
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終章 新たなコンドラチェフ像を目ざして |
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注 |
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あとがき |