書誌種別 |
図書 |
タイトル |
近世村落社会の家と世帯継承 |
サブタイトル |
家族類型の変動と回帰 |
タイトルヨミ |
キンセイ ソンラク シャカイ ノ イエ ト セタイ ケイショウ |
サブタイトルヨミ |
カゾク ルイケイ ノ ヘンドウ ト カイキ |
人名 |
岡田 あおい/著
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人名ヨミ |
オカダ アオイ |
出版者・発行者 |
知泉書館
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出版者・発行者等ヨミ |
チセン ショカン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2006.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,345p |
大きさ |
23cm |
価格 |
¥6500 |
ISBN |
4-901654-65-9 |
注記 |
文献:p317〜337 |
分類記号 |
362.1
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件名 |
家族制度-歴史
/
家督相続-歴史
/
日本-歴史-江戸時代
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内容紹介 |
伝統家族の社会学的研究と歴史人口学の両者を学際的に駆使し、とくに会津山間部の100年以上にわたる宗門改帳の時系列データを活用して、世帯構成のサイクルと家の継承を分析し、近世農民家族の実態を解明する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810834168 |
目次 |
序章 本研究の目的 |
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0-1 家族史研究の潮流/0-2 過去の家族を問い直す必要性/0-3 本研究の仮説と目的/0-4 研究の意義/0-5 本書の構成 |
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第1章 先行研究と本研究の位置づけ |
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1-1 歴史人口学/1-2 伝統家族の社会学的研究/1-3 本研究の位置づけ |
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第2章 分析方法と史料 |
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2-1 本研究の分析枠組みと分析方法/2-2 家族史研究の史料としての宗門改帳/2-3 会津山間部4か村の「宗門改人別家別帳」の性格/2-4 階層の分類/2-5 会津4か村の概略 |
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第3章 歴史人口学的考察 |
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3-1 人口趨勢/3-2 人口構造/3-3 世帯の特徴 |
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第4章 世帯構成とそのサイクル |
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4-1 世帯構成/4一2 世帯構成の2項間移行/4-3 世帯構成のサイクル/4-4 会津山間部の世帯構成の特徴 |
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第5章 世帯構成と農民のライフコース |
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5-1 Person Yearを単位とした場合の世帯構成/5-2 世帯構成とライフコース/5-3 家族イベントとライフコース/5-4 世帯構成の波動と家族イベントの関係/5-5 家族関係の位座(position)とライフコース |
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第6章 戸主の特徴-二つのパターンの戸主 |
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6-1 一筆の「筆頭者」と戸主/6-2 村内における戸主の経験/6-3 戸主開始の理由とその特徴/6-4 戸主終了の理由とその特徴/6-5 戸主継続期間と会津山間部の戸主像 |
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第7章 家督の継承とその戦略-譲渡型戸主の分析 |
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7-1 家督の譲渡/7-2 家督継承者/7-3 家督継承者の位座別特徴/7-4 二つの継承戦略 |
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第8章 分家の創設-分家創設の戦略と財産の相続 |
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8-1 本家世帯と分家世帯の階層/8-2 本家世帯と分家世帯の世帯形態/8-3 分家世帯創設者の位座と特徴/8-4 分家創設時の財産分与/8-5 分家創設の戦略 |
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第9章 絶家と再興-財産の相続とその戦略 |
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9-1 絶家世帯の特徴/9-2 絶家世帯の再興/9-3 絶家の意味と階層 |
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第10章 会津山間部の世帯形態と継承戦略の特徴-地域比較と仮説の検証 |
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10-1 会津山間部農民社会の世帯形態の特徴/10-2 会津山間部農民社会の家督継承の特徴/10-3 会津山間部農民社会の財産相続の特徴/10-4 会津山間部農民社会の世帯構造-仮説の検証 |
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第11章 労働力安定装置としての世帯 |
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11-1 労働力の安定水準/11-2 生産年齢人口割合50%の家族構成/11-3 ライフコースと生産年齢人口割合/11-4 労働力安定装置として最もふさわしい世帯構成 |
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終章 結びにかえて |