書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ベトナム経済の発展過程 |
タイトルヨミ |
ベトナム ケイザイ ノ ハッテン カテイ |
人名 |
レ・タン・ギエップ/著
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人名ヨミ |
レ タン ギエップ |
出版者・発行者 |
三恵社
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出版者・発行者等ヨミ |
サンケイシャ |
出版地・発行地 |
名古屋 |
出版・発行年月 |
2005.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
245p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3334 |
ISBN |
4-88361-330-5 |
分類記号 |
332.231
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件名 |
ベトナム-経済
/
経済発展
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内容紹介 |
ベトナム経済は、80年代半ばに実施されたドイモイ政策によって持続的な発展の軌道に乗るようになった。抗仏戦争の時代から歩んできた過程を考察し、各時期に採られた政策の成果を分析し、現存する諸問題を明らかにする。 |
著者紹介 |
ベトナム南部ロンアン省生まれ。1965年来日。北海道大学博士課程修了。国際開発センター、城西大学等を経て、城西国際大学経営情報学部教授。著書に「開発途上国の経済と市場」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810797128 |
目次 |
第1章 社会と文化の背景 |
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1.歴史の概括/2.民族の構成/3.宗教・思想の特色/4.人口の増加趨勢と地域分布 |
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第2章 社会主義の歩み(1)農業・農村の改革 |
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1.農業・農村の社会主義化プロセス/2.北ベトナムの農業・農村開発モデルの評価 |
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第3章 社会主義の歩み(2)工業と流通の政策 |
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1.工業開発の歩み/2.流通システム/3.成功と挫折の背景 |
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第4章 市場経済への移行-背景とインパクト |
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1.市場経済への移行を促した諸要因/2.ドイモイ政策の内容/3.ドイモイのインパクト |
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第5章 GDPに及ぼすドイモイ効果の測定 |
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1.ベトナム経済開発の動向:簡単なレビュー/2.分析モデル/3.資本ストックについて/4.GDP関数の推計/5.GDP成長の要因分析/6.総生産性と労働・資本の限界生産性/7.GDPへのドイモイ効果の測定/8.むすび/付録:資本ストックの推計 |
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第6章 ドイモイと農業セクター(1)農業生産の現状 |
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1.生産と輸出への影響/2.農業集団化への影響/3.農業生産の地域性/4.地域間生産性格差の要因分析/5.当面する課題 |
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第7章 ドイモイと農業セクター(2)生産量と要素生産性への効果測定 |
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1.土地、労働、資本と生産量の関係:生産関数アプローチ/2.農業成長の要因分析/3.要素生産性の変化/4.農業生産に及ぼすドイモイ効果の測定 |
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第8章 工業化の現状と展望 |
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1.GDP成長への工業部門の寄与/2.経営形態の推移/3.業種構成の変化/4.工業生産の地域格差/5.将来展望/付録:国有企業と民間企業の生産性比較 |
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第9章 ドイモイと労働市場:市場による高等教育の評価 |
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1.ベトナムの労働市場/2.サンプル調査の実施方法と範囲/3.予備考察/4.属性賃金関数という概念/5.回帰分析の結果/6.教育投資の費用便益分析/7.要約 |
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第10章 ドイモイと所得分配:時系列の変化と地域格差 |
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1.地域格差を生じさせる主な要因について/2.7つの地域の特性/3.地域間格差の概括/4.ジニー係数の推計と比較/5.要約 |
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第11章 今後の展望 |
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1.民族和解と経済生活優先政策への移行過程/2.市場経済の浸透/3.経済成長の源泉に対する認識と今後の開発政策/4.日本経験の適用可能性について/5.中国経済の台頭への対応/6.農業開発の可能性と限界 |