書誌種別 |
図書 |
タイトル |
看護学生のための教育学 |
サブタイトル |
自己の再発見のために |
タイトルヨミ |
カンゴ ガクセイ ノ タメ ノ キョウイクガク |
サブタイトルヨミ |
ジコ ノ サイハッケン ノ タメ ニ |
人名 |
高谷 修/著
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人名ヨミ |
タカヤ オサム |
版次 |
改訂2版 |
出版者・発行者 |
金芳堂
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出版者・発行者等ヨミ |
キンポウドウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2005.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,175p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥1600 |
ISBN |
4-7653-1199-6 |
注記 |
文献:p168〜169 |
分類記号 |
371
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件名 |
教育学
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内容紹介 |
看護者が自分についてよく知っていなければ患者を理解することはできない。自我形成の過程を辿り自己を再発見するための西洋教育史、教育原理等を範疇とするテキスト。章末にレポート課題を提示。2002年刊の改訂2版。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810782608 |
目次 |
1章 ギリシア時代の人間の発見 |
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1.本章の目的/2.哲学とは/3.ソクラテスの無知の知の自覚/4.ソクラテスの裁判所での弁明/5.ソクラテスの教育思想/6.看護者の患者指導(説明)にあたって/7.ジョー&ハリーの心の窓 |
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2章 教育愛 |
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1.愛の対象(物・価値・他者実現)/2.人間を物として愛する悲劇 |
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3章 教師と生徒の人間関係 |
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1.教育体験(幼子の心)/2.教育的関係/3.親と子の関係/4.看護者と患者の人間関係/5.教育愛は循環し、拡大する/6.「援助する-援助される」関係 |
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4章 人間の発達 |
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1.子どもの心の発達段階(心;知・情・意)/2.反抗期の意義は「自我の目覚め」「成長」「成熟」/3.反抗の意味とその対処/4.教育史における「自我」の発見(文芸復興・宗教改革の時代) |
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5章 ルソーの「子どもの発見」 |
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1.ルソーの「子どもの発見」/2.人間観の変遷/3.人間観と教育観/4.ルソーの子ども観(植物モデル)と子ども観の変遷/5.動物モデルの人間観/6.人間モデル(全人教育・労作教育・教育愛) |
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6章 子どもの遊びの意義と教育 |
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1.遊びの経験と育児/2.健全な遊びと不健全な遊び/3.子どもの遊び心と、楽しい思い出/4.遊びについての否定的・肯定的な考え/5.遊びの特徴/6.遊びの分類/7.遊びについての諸学説/8.遊びと治療教育/9.人を愛させることが教育の始めであり終わりである/10.子どもと遊ぶために好きなもの、得意なものをもつ |
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7章 道徳教育 |
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1.動機と償い。こう教える/2.教育史における「人格」の始まり-我と汝の対話- |
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8章 全人教育the wholeman education |
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1.全人教育と全人医療/2.全人教育論/3.自分の中の個性的全人 |
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9章 全人教育における宗教教育 |
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1.全人教育における宗教/2.さまざまな宗教の概略/3.騙されないためには批判的に考える |
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10章 全人教育における労作教育 |
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1.労作教育の目的は全人格の教育/2.労作教育の思想/3.教授法における労作/4.学生のレポートにおける労作 |
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11章 入院した子どもの教育 |
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1.家庭の教育的意義/2.入院した子どもの教育(病院内保育・学級) |
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12章 教育評価の意義 |
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1.教育目標と教育評価/2.教育評価と教育測定/3.相対評価と絶対評価/4.教育評価と学習意欲/5.評価の困難/6.学生のレポートにみる評価 |
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13章 苦難の意味づけと態度価値 |
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1.フランクルの苦難の意味づけ/2.トラベルビーの苦難の意味づけ/3.フランクルの態度価値/4.筆者の苦難とその意味づけ/5.苦難の意味を見つけ出すことが困難と思われるものもある/6.態度価値が表現されている作品 |
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14章 問題解決の意義 |
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1.問題解決法の意義/2.思考の独創性、創造性 |
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15章 ガイダンス |
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1.ガイダンスのあり方/2.カウンセリングの三つの方法と応用 |
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16章 教育的感化 |
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1.感化を受けている/2.感化の作用と人間関係の構造/3.教育的感化の人間関係は他者実現の愛によって完成する |