書誌種別 |
図書 |
タイトル |
現代日本の機械工業集積 |
サブタイトル |
ME技術革新期・グローバル化期における空間動態 |
タイトルヨミ |
ゲンダイ ニホン ノ キカイ コウギョウ シュウセキ |
サブタイトルヨミ |
エムイー ギジュツ カクシンキ グローバルカキ ニ オケル クウカン ドウタイ |
人名 |
小田 宏信/著
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人名ヨミ |
オダ ヒロノブ |
出版者・発行者 |
古今書院
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出版者・発行者等ヨミ |
ココン ショイン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2005.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,292p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5700 |
ISBN |
4-7722-3047-5 |
注記 |
文献:p267〜282 |
分類記号 |
530.921
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件名 |
機械工業
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内容紹介 |
20世紀晩期すなわちME技術革新期以降、グローバル化期に至る期間における日本の機械工業、なかでも金型製造業を中心とする基盤的製造加工分野の生産システムの変容及び立地変動の分析を通じて、産業集積の変容機構を解明。 |
著者紹介 |
1966年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程地球科学研究科地理学・水文学専攻を単位取得退学。博士(理学)。現在、成蹊大学経済学部助教授。専門は経済地理学・工業地理学。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810737008 |
目次 |
第1章 ME技術革新期・グローバル化期における機械工業集積の変容 |
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第1節 産業集積研究の進展と本書の課題/第2節 機械工業集積の動態的分析視点をめぐって/第3節 本書の構成 |
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第2章 日本の機械工業集積の変動:1986〜98年 |
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第1節 本章の課題/第2節 資料の検討と研究方法/第3節 総体データに基づく分析/第4節 業種別データに基づく局地化と多角化の分析/第5節 日本の機械工業集積の変容構造 |
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第3章 東京城南地域における産業集積の形成と特性 |
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第1節 本章の視点/第2節 東京城南地域における工業集積の特性/第3節 城南機械工業の沿革-大田区を中心に-/第4節 零細工場経営主のライフ・ヒストリーからみた城南機械工業/第5節 「基点」としての城南工業集積 |
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第4章 ME技術革新下における大都市機械工業の変容 |
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第1節 研究課題と方法/第2節 金型生産地域の形成と特性/第3節 ME機器導入への対応/第4節 分業および連関構造からみた技術基盤/第5節 集積地の外延的拡大と技術体系の地帯分化 |
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第5章 ME技術革新に伴うプラスチック金型製造業の立地分散 |
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第1節 課題と方法/第2節 金型製造業における技術進歩と立地指向性の変化/第3節 周辺地域におけるプラスチック金型製造業の立地動態/第4節 技術変革に伴うプラスチック金型製造業の立地動態 |
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第6章 新潟県燕・三条地域における金型製造業の発展 |
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第1節 本章の課題/第2節 金型生産の概況/第3節 金型製造業の発生とその形態/第4節 技術導入と事業展開/第5節 「広域分業圏」への包摂 |
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第7章 静岡県浜松地域における機械金属工業の立地動態 |
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第1節 課題と方法/第2節 生産体制の動向/第3節 都市圏中心部における工業集積/第4節 生産体制との関連における工業分布変化/第5節 業種類型別にみた立地動向と分布形態の差異/第6節 集積と分散の構図 |
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第8章 岩手県北上地域における新興工業集積の形成1 |
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第1節 問題の所在/第2節 地方における新興工業集積形成の論理/第3節 北上地域における工業集積の進展/第4節 生産分業体制の諸変化/第5節 生産分業体制変化の工業集積への含意 |
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第9章 岩手県北上地域における新興工業集積の形成2 |
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第1節 本章の課題/第2節 資料と方法/第3節 工業集積の空間的範囲/第4節 北上地域内部の生産システム/第5節 域外との結合関係/第6節 地方工業化の「北上モデル」 |
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第10章 日本の産業立地政策における集積と分散 |
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第1節 本章の課題/第2節 戦前・戦中期における工業立地政策の始動/第3節 所得倍増レジームの産業立地政策/第4節 列島改造レジームの産業立地政策/第5節 経済構造改革レジームの産業立地政策/第6節 産業立地政策の今日的課題 |