書誌種別 |
図書 |
タイトル |
損益計算の進化 |
タイトルヨミ |
ソンエキ ケイサン ノ シンカ |
人名 |
渡邉 泉/著
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人名ヨミ |
ワタナベ イズミ |
出版者・発行者 |
森山書店
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出版者・発行者等ヨミ |
モリヤマ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2005.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,5,234p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3400 |
ISBN |
4-8394-2001-7 |
注記 |
文献:p221〜226 |
分類記号 |
336.93
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件名 |
損益計算
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内容紹介 |
長年、損益計算の進化のプロセス、とくに期間損益計算の生成過程を中心に研究してきた著者の論考をまとめる。キャッシュ・フロー計算書の生成過程の分析、時価評価の出現過程の分析などを扱う。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810735169 |
目次 |
序章 複式簿記の生成と会計学 |
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1 複式簿記の発生とドゥ・ルーヴァの生成要因/2 簿記と会計/3 記録・計算・報告機能と帳簿組織 |
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第1章 損益計算システムの展開 |
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1 はじめに/2 生成当初の損益計算形態/3 損益計算発展シェーマのパラダイム転換/4 口別損益計算と先駆的期間損益計算/5 期間損益計算システムの確立/6 おわりに |
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第2章 パチョーリにおける損益計算システムの再吟味 |
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1 はじめに/2 故木村和三郎教授の見解/3 故山下勝治教授の見解/4 白井佐敏教授と故黒澤清教授の見解/5 定説における『スンマ』の口別損益計算としての根拠と矛盾点/6 パチョーリの帳簿締切の時点と目的/7 『スンマ』での試算表作成の時期/8 むすびにかえて |
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第3章 ストックからフロー,そしてキャッシュ・フローへ |
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1 はじめに/2 ストックによる損益計算の本質/3 フローによる損益計算の本質/4 ストックからフローへ/5 利益の中身の分析としての資金計算書/6 おわりに |
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第4章 インピン簿記書における売残商品の評価方法 |
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1 はじめに/2 インピン簿記書と記帳例示における荷口別商品勘定/3 期首の繰越商品のみで期中仕入のない事例の評価方法/4 期首の繰越商品と1度の期中仕入がある事例の評価方法/5 期首の繰越商品がなく1度の期中仕入のみがある事例の評価方法/6 期首の繰越商品がなく3度の期中仕入がある事例の評価方法/7 おわりに |
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第5章 16-18世紀イギリス簿記書にみる売残商品の評価方法 |
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1 はじめに/2 ビランチオにおける棚卸評価基準/3 初期における売残商品勘定の評価方法/4 取得原価評価の普及/5 時価評価の登場/6 もう一つの時価評価/7 おわりに |
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第6章 16-18世紀イギリス簿記書にみる固定資産の評価方法 |
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1 はじめに/2 18世紀までの資産の評価方法/3 マルコムにおける資産評価/4 メイヤーにおける資産評価/5 ハミルトンにおける資産評価/6 評価減から減価償却へ/7 鉄道会社における減価償却/8 おわりに |
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第7章 17-19世紀イギリスにおける会計の展開 |
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1 はじめに/2 17世紀イギリス簿記書の特徴/3 教科書用簿記書から実用簿記書へ/4 企業損益算定方法の転換/5 資金計算書の出現/6 おわりに |
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第8章 ディスクロージャー機能の形成とその背景 |
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1 はじめに/2 財務情報開示の要請/3 フィンレイ商会の残高帳とその特徴/4 1844年登記法における貸借対照表規程/5 損益計算書の生成前夜/6 損益計算書の初期の事例/7 1929年会社法における損益計算書規程/8 おわりに |
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第9章 損益計算の展開と資金計算書の萌芽 |
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1 はじめに/2 複式簿記の機能的転換/3 企業損益算定方法の転換/4 貸借対照表比較分析の登場/5 おわりに |
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第10章 ダウラィス製鉄会社の資金計算書 |
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1 はじめに/2 ダウラィス製鉄会社の沿革と業績の推移/3 ダウラィス製鉄会社の資本金と設備投資の推移/4 比較貸借対照表の出現とダウラィス製鉄会社の財務表/5 ダウラィス製鉄会社の財務報告書/6 おわりに |
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第11章 比較貸借対照表から資金運用表へ |
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1 はじめに/2 資金運用表の登場/3 比較貸借対照表と資金運用表の相違/4 資金運用表の初期の事例/5 おわりに |
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第12章 運転資本[変動]計算書からキャッシュ・フロー計算書へ |
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1 はじめに/2 キャッシュ・フロー計算書の本質/3 キャッシュ・フロー計算書の登場/4 キャッシュ・フロー計算書の初期形態/5 ヒースにおける支払能力の評価/6 おわりに |