書誌種別 |
図書 |
タイトル |
EU加盟と移行の経済学 |
シリーズ名 |
MINERVA現代経済学叢書 |
シリーズ番号 |
77 |
タイトルヨミ |
イーユー カメイ ト イコウ ノ ケイザイガク |
シリーズ名ヨミ |
ミネルヴァ ゲンダイ ケイザイガク ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
77 |
人名 |
田中 宏/著
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人名ヨミ |
タナカ ヒロシ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2005.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,273p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
4-623-04345-2 |
分類記号 |
332.3
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件名 |
ヨーロッパ(東部)-経済
/
経済統合
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内容紹介 |
東欧・ハンガリーにおける経済統合と体制転換の進展を解明。コメコン体制からEU加盟の関係の動態までを、東欧の小国経済と地域統合、世界経済の三者の相互関係を意識しながら、詳細に分析する。 |
著者紹介 |
1951年生まれ。立命館大学経済学部教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810734294 |
目次 |
第1章 比較経済体制論からコンフィギュレーション理論へ |
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第1節 体制転換の総合的分析をめざして/第2節 国際的接近法と比較接近法の橋渡し/第3節 社会経済学の多層(マルチレヴェル)分析/第4節 コンフィギュレーション理論の構築をめざして |
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第2章 現存した国家社会主義の歴史的考察 |
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第1節 世界の生産力の諸段階における国家社会主義の位置/第2節 構造転換と生活スタイルの転換/第3節 国際間と国内における所得の分配構造の社会主義的特徴/第4節 経済諸改革の失敗/第5節 社会主義はどこへ行くのか |
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第3章 企業・経営からみた20世紀社会主義とは何か |
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第1節 体制転換から振り返ってみた企業・経営論/第2節 経済学研究での新しい接近/第3節 社会主義企業の構造とはどのようなものだったのか/第4節 企業・経営研究から20世紀社会主義を再構成する |
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第4章 コメコンからEU加盟の期待へ |
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第1節 東西欧州の分裂とコメコン/第2節 欧州回帰と欧州協定/第3節 コペンハーゲン加盟3基準とアジェンダ2000 |
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第5章 EU加盟実現 |
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第1節 EU加盟の費用便益分析の政治経済学/第2節 加盟への最終的歩み/第3節 中東欧の欧州への経済統合をいかに評価するのか/第4節 東欧のユーロ導入をめぐって |
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第6章 国際金融と体制転換 |
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第1節 移行はどのようにして対外的にファイナンスされたのか/第2節 体制転換国際支援論/第3節 対外累積債務問題解決におけるハンガリーの道 |
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第7章 対内・対外直接投資の特徴とその位置 |
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第1節 3つの分析視角と2つの理論的アプローチ/第2節 対中東欧諸国直接投資の位置,特徴とその変化/第3節 外部委託加工貿易とハンガリー企業/第4節 ハンガリーの対外直接投資の開始 |
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第8章 対内直接投資と体制転換への影響 |
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第1節 90年代中東欧対内直接投資の特徴をめぐって/第2節 直接投資とハンガリーの体制転換/第3節 ハンガリーの銀行業の民営化と外銀/第4節 直接投資を通じたスピルオーヴァー効果とキャッチアップ/第5節 体制転換と国際金融,直接投資との関係の全体的総括 |
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第9章 ハンガリーにおける民営化と所有構造の転換 |
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第1節 体制転換前の所有論争についての回顧/第2節 ハンガリーの民営化の諸目的と諸方式/第3節 ハンガリー民営化の歴史と諸成果/第4節 スタークの再結合所有論/第5節 スターク理論にたいする諸批判/第6節 ハンガリーの所有構造の到達点とその評価 |
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第10章 ハンガリーの体制転換と労働市場,労働・生産過程 |
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第1節 体制転換と労働市場をめぐる問題の所在と分析理論/第2節 東欧における体制転換と労働市場/第3節 体制転換期における労働過程について/第4節 何が明らかになったのか |
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第11章 市場経済移行の類型化のアプローチ |
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第1節 市場経済移行をどのような視角で観察するのか/第2節 市場経済移行の多様化-「遺産」原因論/第3節 市場経済移行の多様化-「移行過程」原因説/第4節 3次元軸による類型化の可能性 |