書誌種別 |
図書 |
タイトル |
国際ビジネス・エコノミクス |
サブタイトル |
新しい研究課題とその方向性 |
タイトルヨミ |
コクサイ ビジネス エコノミクス |
サブタイトルヨミ |
アタラシイ ケンキュウ カダイ ト ソノ ホウコウセイ |
人名 |
M.カソン/[著]
江夏 健一/監訳
桑名 義晴/監訳
大東和 武司/監訳
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人名ヨミ |
M カソン エナツ ケンイチ クワナ ヨシハル オオトウワ タケシ |
出版者・発行者 |
文眞堂
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出版者・発行者等ヨミ |
ブンシンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2005.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,406p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3600 |
ISBN |
4-8309-4504-4 |
注記 |
原タイトル:Economics of international business |
分類記号 |
335.5
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件名 |
世界企業
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内容紹介 |
急速に進展するグローバリゼーションの荒波のなかで、変容する多国籍企業の新しいモデルを探求し、国際ビジネス研究の新しい研究課題をビジネス・エコノミクスの視点から浮き彫りにする。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810727293 |
目次 |
第1章 多国籍企業のモデル:新しいリサーチ・アジェンダ |
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1.1 イントロダクション/1.2 新しいリサーチ・アジェンダ/1.3 「黄金時代」の終焉/1.4 変移性と柔軟性の必要性/1.5 国の競争優位の探求/1.6 競争力を保持するための政策/1.7 独占を回避するための柔軟性/1.8 企業の柔軟な境界:ネットワークと合弁事業/1.9 柔軟性と内部組織/1.10 企業の柔軟性と立地の柔軟性の相互作用/1.11 柔軟性と企業特殊的な競争優位/1.12 柔軟性のコスト:信頼をいかに高めるか/1.13 欧米のMNEと「株主資本主義」/1.14 新しい分析手法:その一例/1.15 結論 |
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第2章 海外市場参入戦略の決定:内部化理論の公式的な拡張 |
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2.1 イントロダクション/2.2 理論の歴史的発展/2.3 モデルの公式化/2.4 モデルの解法/2.5 結論に関する議論/2.6 結論と将来の研究へのインプリケーション |
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第3章 企業の境界:グローバル・システムのパースペクティブ |
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3.1 イントロダクション/3.2 システム・ワイドなパースペクティブの歴史的背景/3.3 一層の検討/3.4 システム的視点の再考/3.5 モデルの概要/3.6 施設立地とリンケージの地理的配置との関係/3.7 内部化を最適化する:「トライアングル問題」/3.8 トライアングル問題の解決策/3.9 単純化の範囲/3.10 1つの計算例/3.11 適用/3.12 拡張/3.13 結論 |
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第4章 限定された合理性,メタ合理性と国際ビジネス論 |
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4.1 イントロダクション/4.2 限定された合理性:空箱か?/4.3 合理性:厳密な意味は何か?/4.4 メタ合理性/4.5 手続とルーティン/4.6 記憶/4.7 内部コミュニケーション/4.8 外部コミュニケーション/4.9 合理的学習/4.10 要約と結論 |
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第5章 多国籍企業の組織:情報コスト・アプローチ |
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5.1 イントロダクション/5.2 情報コストと取引コスト/5.3 マーケティングと調達:組織構造への影響/5.4 中間財フローの調整/5.5 市場創造型多国籍企業/5.6 情報経済学の原理/5.7 合成/5.8 決定力:なぜ連鎖的手続に選択価値があるのか/5.9 意思決定手続を改善するために相関関係を活用する/5.10 記憶の経済学/5.11 伝統対革新/5.12 兆候と観察誤差のコントロール/5.13 副産物としての情報/5.14 経路依存性/5.15 分業とコミュニケーション/5.16 コミュニケーション・コストと分権化/5.17 新しい情報技術/5.18 結論 |
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第6章 国際合弁事業 |
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6.1 イントロダクション/6.2 国際合弁事業の類型/6.3 戦略的選択肢/6.4 戦略的選択肢における内部化要因/6.5 グローバル経済におけるイノベーションのダイナミクス/6.6 IJVの選択の公式モデル/6.7 市場規模と変移性の相互作用/6.8 モデルの適用:グローバル経済におけるIJV/6.9 モデルの拡張/6.10 研究結果の一般化/6.11 結論 |
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第7章 国際ビジネスにおけるリアル・オプション |
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7.1 イントロダクション/7.2 リアル・オプション理論の原則/7.3 リアル・オプションと金融オプションの関係/7.4 分析手法/7.5 実物投資のタイミング:国際ビジネスにおける契約的なオプションの単純な役割/7.6 不確実な需要状況/7.7 投資の規模と修正可能性/7.8 リアル・オプションとしての情報収集への投資/7.9 リアル・オプションとしての国際合弁事業/7.10 国際ハブへの投資/7.11 多国籍企業の生産の柔軟性/7.12 広範なインプリケーション:環境変移,情報収集と柔軟性との関係/7.13 結論 |
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第8章 企業家精神と国際ビジネス・システム:シュンペーター学派とオーストリア学派の展開 |
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8.1 イントロダクション/8.2 国民経済からグローバル経済へ/8.3 シュンペーター学派とオーストリア学派のパースペクティブ/8.4 シュンペーター学派とオーストリア学派の限界/8.5 両学派の相互補完性/8.6 国際ビジネス・システムの進化/8.7 図解分析/8.8 いくつかの「歴史からの教訓」/8.9 これからの研究領域/8.10 結論 |
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第9章 国際ビジネスにおけるネットワーク |
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9.1 イントロダクション/9.2 ネットワークへの経済的アプローチ/9.3 基礎概念と定義/9.4 情報の質/9.5 ネットワーク関係を設計する感情的メカニズム/9.6 機能上有用な道徳的価値観/9.7 メンバーが重複・兼務するグループ/9.8 企業家精神:変移する環境での判断力のある意思決定/9.9 企業家ネットワークと国際貿易の成長/9.10 ネットワークの結合構造/9.11 高レベルの企業家ネットワークのための場所 |
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第10章 結論:国際ビジネスの研究方法の重点課題 |
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10.1 イントロダクション/10.2 グローバル・システム的視点:要約と再説/10.3 国際ビジネスのモデル構築をめぐる学際的な競争/10.4 ポーターのフレームワーク/10.5 ホワィトリーのグローバル経済に対する「国家特有なビジネス・システム」アプローチ/10.6 結論 |